小川オーガニックフェス2017④

有機農法の先駆者。
金子美登(かねこよしのり)さん
有機農業の第一人者として知られる人物
彼が化学肥料や農薬を一切使わない
有機農法を始めたのは1971年

国が減反政策を始めた当時
「とにかくおいしくて安全なものを作れば
食べてくれる国民みんなが支持してくる。
そうすれば我々農家もやる気を失わずに済む」
そう思い、有機農法を決意したという

彼の運営する霜里農場
30年の経験のなかで目にしたものは、
自然は「見事に循環している」ということ
だから循環型の農業に取り組まれています

つまり、畑で収穫したものを食べ、
その作物の残りを動物の餌にする
そしてその動物の糞と
山から集めてきた落ち葉で堆肥を作る
最後にそれを畑に戻す

そのサイクルなかで食が営まれている
金子さんはさらに環境に配慮し、
太陽光から電気をとり、
水は地下水を汲み上げている

そのうえ、近くの飲食店などで出る
廃食油を集め、遠心分離機で汚れを取って
ガソリンの代わりとしてトラクターや
自動車の燃料にも再利用している

小川オーガニックフェスは
金子さんの有機農業に惚れ込んだ
小川町に住む多くの人々の
熱く温かい思いで作られています

こちらの記事は
中田英寿 ”reVALUE NIPPON”
循環型有機農業
「農業 金子美登」より
一部抜粋しています

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