★残戎:のこりえびす★

毎年1月9日から11日にかけて、関西を中心に十日戎(とおかえびす)が開催されますが、今日が最終日。「残り福(のこりふく)」とも呼ばれる残り戎の日です。

十日戎は本家である兵庫県西宮市の「西宮戎」と、商売の町大阪の「今宮戎(いまみやえびす)」が有名です。

七福神の一人で全国的には「えびす様」または「恵比寿神(えびすのかみ)」と呼ばれていますが、「神様」のことを「神さん」と呼ぶ関西人得意の表現で、「えべっさん」として知られており、もともとは持ち物の釣り竿と鯛からも分かるように海の神様ですが、後に農業や商業の神様としても信仰されるようになったそうです。

えべっさんでは、お揃いの着物の上に千早を着用し、頭には金の烏帽子を付けて奉仕する”福娘”から福笹を頂くお楽しみがありますが、竹のもつ清浄さ、根強さ、節により苦難に耐え忍ぶ姿、冬も 青々とした葉を付け、更に竹林の生命の無限性、旺盛な繁殖力など、そこに強い生命力と神秘性を感じとり、神霊が宿ると信じてられているそうです。

十日戎の笹も例外ではありません。常に青々とした葉をつけている所に「いのち」を生み出し続け、「いのち」を常に甦らせている神秘性、その姿は神道の信仰そのも ので、神々のご神徳によって、日々「いのち」が甦り、生成発展している姿を象徴しているも言われています♡

縁起物を買うのなら、残り福の夜がお勧めだそうですよ。運は自分で引き寄せるもの!今からでも間に合いますから行ってらっしゃい(o^^o)