【20】『アウトスタンディング オペレーション①』

英語でoutstanding operation と書くのですが、この言葉についてシリーズでお伝えしようと思います。

辞書を引くと以下の様な意味があります。

  • 〔同種のものと比較して〕ずばぬけた、傑出した、極めて優れた
  • 〔同種のものの中で〕目立った、人目に付く
  • 突き出した、飛び出した
  • 未解決の、未払いの、未処理の
  • 〔株式・債券などが〕発行[発売]されている、流通している、

昨年の中頃よりこの言葉を伝え始めた彼は、更に自分のアウトスタンディング部分を探し極める旅を決意します。意味は分かってもどのような状態を目指せば良いのか分からないあなたへ…彼の言葉を借りてお伝えしたいと思います。

比較するものがないほど抜きに出た状態 

これは「個性」とも言い換えられると思うのですが、今日の写真のような超個性の強いイタリア製オーダーメイドスーツを着こなす人は殆どいないと思われます(^_-) この様に他と比較のしようが無い、他に類を見ない状態=アウトスタンディングと言えます。

世間の常識を超えたところにある本当の価値 

これは周りの目を気にせず、信念と勇気を持って自分を信じ切るまま取り組む事に繋がって行きます。これが分かると、自分の好きな物や好きな事に邁進できる様になるそうです。自分の好奇心にまっすぐ素直に行動すること=アウトスタンディングと言えそうです。

一本桜

もし何かを目指して進んでいる途中で未知の状態が続いたとしても、何度も繰り返し挑戦していると、やがてそこに道ができる…。正に道無き道を一本の桜を見るために、一人また一人と歩くうちに出来る一本桜への道のりの様に…その事をただただ信じて安心して前に進めば良いのだそうです。一本桜=アウトスタンディングと言えるのかもしれません。

アウトスタンディングを極め始めると、色々な物事は雑踏の中に消えて行き、全てが「気にならなくなる」のです。

気にしなくなるのではなく「気にならなくなる」のです。この感覚は、腹を据え「アウトスタンディングで行く」と決めた者の『礎(いしずえ)』となるのです。

*礎:物事の基礎となる大切なもの、土台*